柚子胡椒やタバスコは賞味期限切れでも使い続けている！ ｜賞味期限切れの調味料についてのアンケート

普段から自宅で料理をする人なら、調味料をいくつか常備していることが多いでしょう。例えば、醤油や味噌といった定番の調味料や、豆板醤や焼肉のたれなどの特定の料理用の調味料などが挙げられます。

このようにさまざまな調味料を揃えていると、いつの間にか賞味期限が切れてしまっていることも少なくありません。中には、賞味期限が切れていることに気づかず、そのまま使い続けているというケースもあるのではないでしょうか。

そこで今回は、家庭で使用されている調味料について、現在賞味期限が切れているものや、賞味期限切れでも使い続けているものなどに関するアンケートを実施しました。

【調査概要】
調査手法：インターネットリサーチ
調査対象：20～59歳の男女（インターネットモニター）
調査期間：2025年4月11日～4月14日
有効回収数：481名
調査主体：弊社（株式会社マーケティング・リサーチ・サービス）

自宅にある調味料

現在自宅にある調味料を質問したところ、「醤油」が80％で最も高く、次に「マヨネーズ」と「ケチャップ」が約75％で高くなっていました。

自宅に「賞味期限切れの調味料」はあるか

次に、自宅に「賞味期限切れの調味料」があるか質問したところ、46％が「賞味期限切れの調味料がある」と回答していました。

賞味期限切れの割合が高い調味料

自宅にある調味料ごとに、賞味期限切れがあるものについて回答してもらいました。

賞味期限切れのある割合が最も高かったのは「タバスコ」で、保有している人の46％が賞味期限切れという結果でした。2番目が「柚子胡椒」で42％、3番目が「豆板醤」で39％となっていました。

賞味期限がどの程度切れた調味料を使っているか

賞味期限切れの調味料を現在も使っているという人に、その中で最も古い賞味期限を回答してもらいました。

最も古い賞味期限切れが1か月以内の割合は37％でした。また、「半年より前」の割合は23％で最も高くなっていました。

賞味期限が切れないように意識しているか

自宅に賞味期限切れの調味料が無い人に、普段から賞味期限を意識しているか質問したところ、「意識している」割合は63％でした。また、「調味料の管理を工夫している」割合は31％でした。

まとめ

自宅にある調味料について質問したところ、約半数が自宅に賞味期限の調味料があると回答していました。 具体的には、「タバスコ」や「柚子胡椒」、「豆板醤」などの、自宅にある割合が低い調味料ほど、賞味期限切れの割合が高かったです。

これらの調味料は、一般的な用途が限定的であるため、使用頻度が低く使い切れないケースが多いのではないかと考えられます。

メーカーとしては、SDGｓの観点や売上拡大のために、調味料の使用頻度を高めて使い切ってもらうことが課題であると言えます。そのために、調味料の新たな活用方法を発信していくことが重要であると考えられます。

一方、自宅に賞味期限切れの調味料が無い人については、約７割が「調味料の管理を特に工夫していない」と回答していました。こういった人は、「タバスコ」などの限定的な調味料を買わないため、自然に調味料を使い切ることができているのかもしれません。

（digmar編集部）