「簡便性」だけではなく「具材の満足感」の訴求がカギ|「炊き込みご飯・釜めしに関するアンケート

炊き込みご飯・釜めしに関するアンケート

日本の食卓において、主食である「ご飯」は欠かせない存在です。しかし、毎日の献立を考える中で「白米だけでは物足りない」「おかずを何品も作るのは大変」といった悩みを持つ人も少なくありません。そんな時に活躍するのが、一品で満足感があり、季節感も楽しめる「炊き込みご飯」や「釜めし」です。

今回は、普段夕食の献立決定や食材購入に関わる20~69歳の男女400名を対象に、炊き込みご飯・釜めしを食べる頻度や市販の「素」の利用実態についてアンケートを実施しました。

POINT

  • 炊き込みご飯・釜めしを食べる頻度は「2~3か月に1回程度」が22%で最も高く、次に「月1回程度」が20%で高い。
  • 炊き込みご飯・釜めしを食べたくなる時は「白米に飽きた時」が42%で最も高く、次いで「季節感を感じたい時」が36%で高い。
  • 炊き込みご飯・釜めしを食べる際に「市販の素」を使用して調理する割合は79%

【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:20~69歳の男女(インターネットモニター)
炊飯器を所有し週1回以上炊飯する人、かつ夕食の献立・食材購入に関与する人
※スクリーニング調査で「炊飯器の有無」「炊飯頻度」「夕食の献立・食材購入にどの程度関与しているか」を質問し、条件通過者を本調査対象者として設定。
調査期間:2025年1月22日~1月26日
有効回収数:400名
調査主体:弊社(株式会社マーケティング・リサーチ・サービス)

普段の夕食の準備において重視していること

設問1

普段の夕食準備において、重視していることは何ですか?すべてお答えください。(複数回答)

夕食の準備の重視点

普段の夕食の準備において重視していることを質問したところ、「栄養バランス・健康」が51%で最も高く、次いで「コストパフォーマンス」が48%、「家族の好み」が45%となりました。

炊き込みご飯・釜めしを食べる頻度

設問2

(飲食店やご家庭含め)炊き込みご飯・釜めしを食べる頻度を教えてください。

炊き込みご飯・釜めしを食べる頻度

炊き込みご飯・釜めしを食べる頻度については、82%が「炊き込みご飯・釜めしを食べる」と回答していました。
具体的な頻度としては「2~3ヶ月に1回程度」が22%で最も高く、次に「月1回程度」が20%で高いという結果でした。

炊き込みご飯・釜めしを食べたくなる時

設問3

「炊き込みご飯・釜めし」を食べたくなるのはどんな時ですか?すべてお答えください。(複数回答)

炊き込みご飯・釜めしを食べたくなる時

どのような時に炊き込みご飯・釜めしを食べたくなるかを質問したところ、「白米に飽きた時」が42%で最も高く、次いで「季節感を感じたい時」が36%、「プチ贅沢感を味わいたい時」が26%となりました。

白米と比べた、炊き込みご飯・釜めしの良さ

設問4

白米と比べて、炊き込みご飯・釜めしの「良いところ」は何ですか?すべてお答えください。(複数回答)

白米と比べた、炊き込みご飯・釜めしの良さ

白米と比べた「炊き込みご飯・釜めし」の良さについては、「ご飯に味が染みていて美味しい」が53%で最も高く、次に「具材入りのごはんが楽しめる」が47%、3番目が「おかずが少なくても満足感がある」で46%となりました。

炊き込みご飯・釜めしを食べている時の気持ち

設問5

炊き込みご飯・釜めしを食べている時、あなたの気持ちに近いものはどれですか?すべてお答えください。(複数回答)

炊き込みご飯・釜めしを食べている時の気持ち

食べている時の気持ちとしては、「ほっこりする」が52%と過半数を占め、次に「季節を感じる」が37%で高い結果となりました。

炊き込みご飯・釜めしを作る時に「炊き込みご飯・釜めしの素」を使用するか

設問6

炊き込みご飯・釜めしを作る時、市販の「炊き込みご飯・釜めしの素」は使用しますか?

炊き込みご飯の素を使用するか

調理方法について質問したところ、「毎回使用する」と「手作りする場合と、素を使う場合がある」を合わせると、79%が「市販の炊き込みご飯・釜めしの素」を使用すると回答していました。

市販の「炊き込みご飯・釜めしの素」の魅力点

設問7

市販の「炊き込みご飯の素・釜めしの素」の魅力は何ですか?すべてお答えください。(複数回答)

市販の「炊き込みご飯・釜めしの素」の魅力点

市販の「炊き込みご飯・釜めしの素」を使用する人にその魅力を聞いたところ、「炊飯器に入れるだけの調理工程が楽」が53%で最も高くなりました。次いで「誰でも失敗なく美味しく作れる」が48%、3番目が「ストックしておける」で42%でした。

市販の「炊き込みご飯・釜めしの素」を使わない理由

設問8

市販の素を使わない、毎回は使わない理由は何ですか?すべてお答えください。(複数回答)

市販の「炊き込みご飯・釜めしの素」を使わない理由

一方で、市販の素を使用しない人にその理由を尋ねると、「味付けを自分で調整したいから」が36%で最も高くなりました。 次いで「具材が少ない」が27%、3番目が「手作りの方が安上がり」で26%でした。

「炊き込みご飯・釜めしの素」を購入する際の重視点

設問9

お店で「炊き込みご飯の素・釜めしの素」を購入する場合、何を重視しますか?すべてお答えください。(複数回答)

炊き込みご飯・釜めしの素購入重視点

市販の素を購入する際に重視する点については、「価格」が61%で最も高く、次いで「具材の種類」が51%、3番目が「具材の量や大きさ」で41%となりました。

頻度別クロス

「炊き込みご飯・釜めしを食べる頻度」ごとに購入重視点を見たところ、「月2回以上」食べる人は「具材の種類」「定番感」「メーカー名」「限定・新発売」の割合が相対的に高くなっていました。

高頻度で食べる人は、購入するブランドや味がある程度決まっていると考えられます。その一方で、限定品や新商品への関心も高いことが読み取れました。

まとめ

炊き込みご飯・釜めしを食べる頻度は、「2~3ヶ月に1回程度」と「月に1回程度」の割合が高くなっていました。炊き込みご飯・釜めしを食べたくなる時についても「白米に飽きた時」「季節感を感じたい時」が高いことから、炊き込みご飯・釜めしは日常的に食べる料理というよりは、食卓のマンネリ解消や季節を味わうためのものとして捉えられていると言えそうです。

炊き込みご飯・釜めしの調理方法としては、約8割が「市販の素」を使用しており、調理の簡便さが主に支持されていました。
また、市販の素を購入する際の重視点では「価格」以外に「具材の種類」や「具材の量や大きさ」が高くなっていました。市販の素を使わない層についても、「具材が少ない」ことが非使用理由として挙がっていたことから、炊き込みご飯・釜めしの素の商品開発やマーケティングにおいては、簡便性の訴求に加え、「具材の満足感(ゴロゴロ感、種類の豊富さ)」のアピールが重要だと考えられます。

(digmar編集部)