秋冬に食べるチョコレート1位は「メルティーキッス」|チョコレートについてのアンケート

チョコレートについてのアンケート

チョコレートは、日々の生活の中でリラックスや気分転換に欠かせない存在として、多くの人々に愛されています。特に秋冬の季節は、気温が下がり、濃厚な味わいや口溶けの良い食感が恋しくなる時期です。

例年秋冬ごろになると、各メーカーから様々な新商品が発売され、店頭に多くのチョコレートの商品が並ぶようになります。多種多様な選択肢がある中で、多くの人々が秋冬によく食べるチョコレートはどのブランドなのでしょうか。

今回は、20~50代の男女593名に、秋冬によく食べるチョコレートのブランド名や、チョコレートを食べるシーン、商品の買い方などについてアンケートを実施しました。

POINT

  • 秋冬によく食べるチョコレートTOP3は「メルティーキッス」、「ガーナ」、「キットカット」
  • チョコレートを食べたくなる時TOP3は「リラックスしたい時」、「口寂しい時」、「身体が疲れた時」
  • 商品の買い方は、5割以上が「店頭で見つけた気になる商品を購入する」と回答

【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:20~59歳の男女(インターネットモニター)
調査期間:2025年10月17日~10月20日
有効回収数:593名
調査主体:弊社(株式会社マーケティング・リサーチ・サービス)

チョコレートを食べる頻度

設問1

あなたは普段、「チョコレート」をどのくらいの頻度で食べますか。

チョコレートを食べる頻度

普段チョコレートを食べる頻度について質問したところ、週に1日以上チョコレートを食べる割合は55%でした。

男女別チョコレートを食べる頻度

チョコレートを食べる頻度を男女で比較したところ、女性の方が週に4日以上チョコレートを食べる割合が高くなっていました。

秋冬に食べるチョコレートのブランド

設問2

あなたが、秋冬(9月~2月ごろ)によく食べているチョコレートの商品名をお答えください。

秋冬に食べるチョコレートのブランド

秋冬(9月~2月ごろ)によく食べているチョコレートの商品名を記述形式で回答してもらったところ、TOP3は「メルティーキッス」(12%)、「ガーナ」(10%)、「キットカット」(9%)となりました。

男女別秋冬に食べるチョコレート

男女別で比較したところ、女性は男性に比べて「メルティーキッス」と回答した割合が高くなっていました。

年代別秋冬に食べるチョコレート

年代によっても回答傾向に違いが見られました。

具体的には、「メルティーキッス」は40代以下の各年代で1位となっていました。一方、「ガーナ」は30代以上、「チョコレート効果」は40代以上が高い傾向が見られました。

どのようなときにチョコレートを食べるか

設問3

あなたは普段、どのようなときにチョコレートを食べますか。あてはまるものをすべてお答えください。(複数回答)

どのようなときにチョコレートを食べるか

普段どのようなときにチョコレートを食べるかを質問しました。

「休憩中・何もしていない時」が51%で最も高く、2番目が「食後」で35%、3番目が「テレビ・動画を観るとき」で31%という結果でした。

どのような気分の時にチョコレートを食べたくなるか

設問4

あなたはどのような気分のときにチョコレートを食べたくなりますか。あてはまるものをすべてお答えください。(複数回答)

どのような気分の時にチョコレートを食べたくなるか

チョコレートを食べたくなる気分について質問したところ、「リラックスしたい時」が53%で最も高く、2番目が「口寂しい時」で45%、3番目が「身体が疲れた時」で37%という結果でした。

チョコレートの商品の買い方

設問5

あなたはチョコレートを買う際、どのような商品を買っていますか。あてはまるものをすべてお答えください。(複数回答)

チョコレートの商品の買い方

普段どのような商品を買っているかについて質問したところ、「店頭で見つけた気になる商品を購入する」が55%で最も高かったです。

また、「いつも同じ商品を購入している」という回答も19%いました。

チョコレートを購入する際の重視度

設問6

あなたはチョコレートを買う際、以下の点をどの程度重視して商品を選びますか。

チョコレートを購入する際の重視度

購入するチョコレートを選ぶ際の、ブランド名や特徴などの重視度を質問しました。

「重視する」~「やや重視する」の割合が最も高かったのは「メーカー名・ブランド名」で48%でした。

2番目が「手の汚れにくさ」で43%、3番目が「カカオが含まれる割合」で42%となりました。

まとめ

秋冬に食べるチョコレートのブランドTOPは「メルティーキッス」でした。季節限定商品であるため、「秋冬のチョコレート」のイメージが定着していると考えられます。
また、「メルティーキッス」は40代以下の回答が高く、「ガーナ」と「チョコレート効果」は30~40代以上が高いなど、ブランドの回答傾向には年代による違いが見られました。

チョコレートを食べる時や気分の質問では、「一人でいるとき」「リラックスしたいとき」、「疲れているとき」など、癒しや心身のセルフケアを目的に食べる人が多いことが分かりました。

購入行動については、半数以上が「店頭で見つけた気になる商品を購入する」と回答しており、購入重視点では「メーカー名・ブランド名」を重視する割合が高かったです。

消費財は「最寄り品」や「買回り品」などに分類され、日常的に食べるチョコレートは「最寄り品」に含まれます。

  • 最寄り品:購入頻度が高く、価格が比較的安いカテゴリー。食料品や日用品などが該当。
  • 買回り品:購入頻度が低く、価格が比較的高いカテゴリー。化粧品や家電製品などが該当。

「最寄り品」の特徴として、購入前にあまり比較検討を行わず、店頭で選ばれる傾向があります。今回のアンケート結果からも、この特徴が確認されました。

従って、チョコレートのマーケティング戦略としては、「癒し」などのベネフィットや、競合品との差別化ポイントをパッケージで明確に伝えることが重要だと考えられます。店頭で見た時に、「食べてみたい」と興味を引くようなデザインやメッセージが求められます。

(digmar編集部)