冷凍宅配弁当サービスについてのアンケート(2026年版)|認知度1位は「nosh(ナッシュ)」へ

冷凍宅配弁当サービスについてのアンケート(2026年版)

タイパ(タイムパフォーマンス)や健康志向への関心が高まる中、食事の準備にかかる手間を減らしつつ、栄養バランスの良い食生活を送る手段として「冷凍宅配弁当サービス」が注目を集めています。

各社からさまざまな特徴を持ったサービスが展開され、テレビCMやSNSなどでも目にする機会が増えましたが、生活者の認知や利用状況はどのように変化しているのでしょうか。

今回は、20〜59歳の男女555名を対象に、冷凍宅配弁当サービスの認知ブランドや利用経験、利用理由・非利用理由などについてアンケートを実施し、2024年の調査結果との比較を行いました。

結果サマリー

  • 冷凍宅配弁当サービスの認知度トップは「nosh(ナッシュ)」となり、2024年から順位が推移。
  • 今までに冷凍宅配弁当を利用したことがある割合は20%で、2024年の22%から横ばい傾向。
  • 現在利用者の利用理由は「味」「手間削減」「栄養」が高い。
  • 未利用層の参入ハードルは「価格」「送料」「定期購入の縛り」。

【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:20~59歳の男女(インターネットモニター)
調査期間:2026年8月17日~8月19日 (2024年調査:2024年8月23日~8月28日)
有効回収数:555名 (2024年調査:511名)
調査主体:弊社(株式会社マーケティング・リサーチ・サービス)

2024年度の調査結果はこちらからご覧ください。

参考記事:冷凍宅配弁当サービスについてのアンケート|冷凍宅配弁当サービスにおける認知度1位は?

冷凍宅配弁当サービス 知っているもの

設問1

以下の冷凍宅配弁当サービスについて、知っているものをすべてお答えください。(複数回答)

冷凍宅配弁当サービス 知っているもの

冷凍宅配弁当サービスのブランド名について、知っているものを質問したところ、58%が提示したブランドのいずれかを知っていると回答していました。

ブランドとしては、「nosh(ナッシュ)」は前回(2024年)2位という結果でしたが、今回は「ヨシケイ」と順位を入れ替えて最も高い認知度(35%)となっていました。

冷凍宅配弁当サービスの今までの利用経験

設問2

あなたは今までに冷凍宅配弁当サービスを利用したことがありますか。(単一回答)

冷凍宅配弁当サービス 今までの利用経験

冷凍宅配弁当の今までの利用経験については、今回の利用経験率は20%で前回とあまり変化が見られませんでした。

利用したことがある/現在利用しているサービス

設問3

あなたが今までに利用したことがある/現在利用しているサービスをお答えください。(複数回答)

冷凍宅配弁当サービス 利用したことがあるもの/現在利用しているもの

今までに利用したことがあるサービスと、現在利用しているサービスについて質問しました。

今までに利用経験があるブランドは「nosh(ナッシュ)」が42%で最も高く、次いで「ワタミの宅食ダイレクト」が22%、「ヨシケイ」が20%という結果になりました。
現在利用しているブランドについても、「nosh(ナッシュ)」が40%で最も高く、次に「ヨシケイ」が21%「ワタミの宅食ダイレクト」が18%となっています。

冷凍宅配弁当サービスを利用している理由

設問4

あなたが冷凍宅配弁当サービスを現在利用している理由をお答えください。(複数回答)

現在利用している理由

現在サービスを利用している人にその理由を質問したところ、「味が美味しいから」が44%で最も高くなりました。次いで「調理の手間を削減したいから」と「栄養バランスが良い・健康的な食事が摂れるから」が共に38%となりました。

冷凍宅配弁当サービスを利用したことがない理由

設問5

あなたが今までに冷凍宅配弁当サービスを利用したことがない理由をお答えください。(複数回答)

冷凍宅配弁当サービスを利用したことがない理由

今までにサービスを利用したことがない人にその理由を質問したところ、「価格が高いから」が42%で最も高く、次いで「送料がかかるから」が21%でした。また、「定期購入の縛りがあるから」が13%で続いています。

金銭的なコストと、定期購入システムに対する心理的ハードルが、利用開始における主な障壁になっていることが窺えます。

今後の利用意向

設問6

あなたは今後、冷凍宅配弁当サービスを利用したいと思いますか。(単一回答)

今後利用意向

サービスを認知しているが利用経験のない未利用者に今後の利用意向を質問したところ、「利用したい」「やや利用したい」を合わせたポジティブな意向率は14%(2024年:18%)となりました。

まとめ

今回の調査では、提示したブランドの中の認知率と利用経験率は「nosh(ナッシュ)」が最も高い結果となりました。しかし、全体としての利用経験率は2024年の22%に対し、今回は20%と両年とも約2割で横ばい傾向にあり、未利用層の明確な利用意向率も14%にとどまりました。

未利用層が参入をためらう主な要因は、「価格」「送料」といったコスト面と、「定期購入の縛り」という契約システム面が高くなっていました。

一方で、現在利用を継続している層においては「味の美味しさ」や「調理の手間の削減」「栄養バランス」が高く評価されています。

したがって、今後のマーケティング戦略においては、新規層に向けた「試用のハードル(心理的・金銭的コスト)の低減」が検討課題となります。
「初回送料無料」や「定期縛りのない都度買いプラン」「少量お試しセット」などの選択肢を提供し、未利用層へ試用の機会を広げることが、今後の顧客拡大に向けた有効なアプローチの一つと考えられます。

(digmar編集部)