CLT(会場調査)の調査会社の選び方|確認すべき会場の5つの条件

この記事の結論
- CLTの依頼先は、調査設計力、対象者のリクルート力、実査運営力、分析力、類似案件の実績を総合的に見て選ぶ必要がある。
- その中でも見落とされやすいのが、使用する調査会場の環境・設備・立地。
- 会場の条件は、対象者の評価条件、データの精度、調査内容の自由度、当日の運営、トータルコスト等に影響する可能性がある。
CLT(Central Location Test/会場調査)とは、あらかじめ指定した会場に対象者を集め、商品、パッケージ、広告などを提示して評価を得る調査手法です。
日用品や食品のパッケージ調査・試食調査において、CLT(会場調査)の実施を検討しているものの、「多数ある調査会社の中から、どのような基準で依頼先を選べばいいか分からない」と悩んでいませんか?
CLTは、対象者のリクルート、会場の確保、提示物の準備、当日の実査運営など、複数の準備が必要な調査手法です。そのため、安心して任せられる調査会社を選ぶことが重要です。
CLTの依頼先は、調査設計力、リクルート力、実査運営力、分析力などを総合的に見て選ぶ必要があります。
その中でも、見落とされやすいのが調査会場です。会場の環境・設備・立地は、対象者の評価条件、実施できる調査内容、対象者の集まりやすさ、データの精度、当日の運営、調査全体の費用に影響する重要な要素です。
本記事では、なぜ調査会場の環境・設備・立地が重要なのかを解説し、CLTを成功させる「調査会場に求めるべき5つの条件」をご紹介します。
目次
なぜCLTにおいて調査会場の環境・設備・立地が重要なのか?
「会場なんてどこも同じ貸し会議室のようなスペースでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、会場の環境・設備・立地は、調査全体に以下のような影響を与えます。
調査結果の信頼性への影響
照明の明るさや空調設備、周囲の環境など、会場のさまざまな環境要因は、対象者の心理や評価に影響を与える場合があります。調査結果の信頼性を確保するためには、対象者ごとの条件を可能な限り統一し、会場環境によるばらつきの要因を抑えることが重要です。
調査内容の自由度への影響
会場の広さや設備の充実度によって、実施できる調査内容(模擬棚の設置、調理の有無、大人数での同時進行など)が制限されることがあります。必要な条件を満たさない会場では、当初予定していた検証内容を変更・縮小せざるを得ない場合があります。
調査全体のコスト(費用)への影響
会場のアクセスが悪い場合は対象者を集めにくくなることがあり、必要な備品や設備がない場合は外部レンタルや搬入の費用が発生します。そのため、会場費だけでなく、リクルートや設備手配を含むトータルコストを確認することが重要です。
つまり、必要な条件を満たす会場を安定して手配できるか、または自社で保有しているかを確認することが重要です。
特に自社会場を持つ調査会社には、会場の仕様を踏まえて調査設計や実査準備を進めやすいという利点があります。また、必要な設備が標準で利用できる場合は、外部手配の負担や追加費用を抑えやすくなります。
CLTを依頼する際に確認したい調査会場の「5つの条件」
では、具体的にどのような条件に着目して調査会場を選べばよいのでしょうか。メーカーの担当者が確認しておきたい5つの条件を解説します。
調査目的に合った広さと動線を確保できるか
会場内には対象者だけでなく、調査員やクライアント担当者も入ります。模擬棚の設置、大人数での同時進行、複数条件の並行実施を予定する場合は、単純な面積だけでなく、待機・実査・準備の各スペースを分けられるかが重要です。
対象者の評価条件をそろえられる環境か
パッケージデザインや食品の見た目を評価する場合、照明や座席位置によって見え方に差が出ないよう、会場内の明るさが十分かつ均一であることが望まれます。その他にも、空調、騒音、においなど、評価に影響し得る環境要因への対策がされていることも確認します。
対象者が来場しやすい立地か
駅から遠い会場は対象者にとって大きな負担となります。厳しいスクリーニング条件をクリアしたターゲット層であっても、会場までのアクセスが悪い場合、参加を拒否されてしまう可能性があります。拒否率が上がると、条件に合致する人を再度探すためのスクリーニング費用が余計に発生し、コスト増につながります。
調査に必要な設備・什器・保管環境があるか
模擬売り場を再現するための商品棚、調理器具、コールドテーブル(冷蔵庫)などの専門資材を会場側が標準で保有しているか確認しましょう。必要な設備を会場側で用意できない場合は、外部レンタルや搬入が必要となり、追加費用や準備負担が発生することがあります。
「調理」に対応しているか(試食調査の場合)
会場内で調理や温度調整を行う試食・試飲調査では、調理対応の可否が重要です。匂いや火気使用の制限から、調理ができない会場もあります。調理に必要な給湯設備や、匂いを残さないための十分な換気設備が整っているかどうかも重要なポイントです。
マーケティング・リサーチ・サービスの専用調査会場「MRS The Room」の強み
株式会社マーケティング・リサーチ・サービス(MRS)では、東京都のJR大塚駅から徒歩2分の場所に、調査専用会場「MRS The Room」を自社保有しています。前述した広さ・動線、照明、アクセス、設備・什器、調理対応の各条件を備えており、パッケージ調査や試食調査など、さまざまなCLTに対応しています。
「MRS The Room」の会場詳細ページ(設備・アクセス情報などを掲載)はこちら
強み1:最大約200㎡の広々空間で高いレイアウト自由度
約200㎡の広さを誇り、小規模から大規模調査まで実施可能です。スライディングウォールで区切ることによって、広さ約104㎡と約90㎡の2つの会場としても利用でき、調査設計に合わせた柔軟なレイアウトを実現します。
強み2:全面LED照明を採用した明るい会場環境
照明にはLEDライトを採用し、会場全体の明るさに配慮しています。パッケージや食品の見た目を評価する調査において、対象品の見え方のばらつきを抑えやすい環境です。
強み3:JR山手線「大塚駅」から徒歩2分の好立地
JR山手線「大塚駅」南口および東京さくらトラム(都電荒川線)「大塚駅前駅」から徒歩2分という立地です。対象者の移動負担を抑えて、来場辞退や遅刻のリスクを低減しやすい環境です。
強み4:コールドテーブルや3尺棚など、豊富な資材を常備
商品陳列用の3尺棚やリーチインクーラー、コールドテーブル、パーテーションなどの会場に常備する対象什器は、原則として追加レンタル料金なしで利用できます。数量や利用条件は事前にご確認ください。
強み5:調理・換気に対応し、試食調査にも利用可能
煙が出ない調理に限り、IH調理器などを使用した会場内での調理に対応しています。窓による換気に加え、空気清浄機を8台設置しています。調査内容や使用機器には条件があるため、事前にご相談ください。
調査会場の5つの条件 MRS The Roomの対応表
| チェックポイント | 重要な理由 | MRS The Room(当社自社会場) |
| 広さ・動線 | 待機・実査・準備を分け、混雑を防ぐため | 最大約200㎡の広さで柔軟なレイアウトが可能 |
| 照明・環境 | 対象者ごとの評価条件をそろえるため | 全面LED照明を採用し、会場全体の明るさに配慮 |
| アクセス | 来場辞退や遅刻のリスクを抑えるため | JR山手線「大塚駅」から徒歩2分の好立地 |
| 設備・什器 | 外部手配の負担と追加費用を確認するため | 3尺棚・コールドテーブル等を常備。対象什器は原則として追加レンタル料金なし |
| 調理・換気 | 調理や匂いを伴う試食調査を安定して運営するため | 会場内での調理に対応。窓による換気に加え、空気清浄機8台を設置 |
まとめ
調査会場の環境・設備・立地は、CLTにおける評価条件、実施できる調査内容、当日の運営、追加費用に関わる重要な要素です。調査会社を選ぶ際は、調査設計力やリクルート力、実査運営力、分析力に加えて、調査目的に合った会場を安定して手配できるか、自社会場を保有しているかも確認しましょう。
MRSは、創業65年以上の歴史と豊富なCLT実施実績を持つリサーチのスペシャリストです。専任のリサーチャーがマーケティング課題の整理から調査設計、実査、分析・レポーティングまで一気通貫で伴走いたします。
現在、パッケージ調査や試食調査などでCLTをご検討中のご担当者様は、ご予算や調査内容に合わせて最適なプランをご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
MRSのCLT(会場調査)サービスの詳細ページ(実施の流れ・料金の目安を掲載)を見る
よくある質問(FAQ)
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CLT(会場調査)の調査会社は、どのような基準で選べばいい?
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CLTの調査会社を選ぶ際は、調査設計力、対象者のリクルート力、実査運営力、分析力、類似案件の実績を総合的に確認します。加えて、使用する会場の広さ、環境、アクセス、設備、調理対応なども重要な確認項目です。「会場の5つの条件」は、対象者の評価条件、実施できる調査内容、当日の運営、追加費用に影響する場合があります。
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チェックすべき調査会場のポイントは?
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①目的に合った広さと動線、②対象者の評価条件をそろえられる環境、③駅からのアクセスの良さ、④調査に必要な設備・什器・保管環境、⑤調理対応の可否、の5点です。
これらの条件を満たす会場を利用することで、対象者ごとの調査条件をそろえやすくなり、調査設計の自由度を確保できます。また、必要な設備が標準で用意されていれば、追加手配の負担や費用を抑えられる場合があります。
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試食調査に対応できる調査会場の条件は?
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調理に必要な給湯設備と、匂いを残さないための十分な換気設備が整っていることが必須条件です。調査会場の中には、火気や匂いの制限により調理ができないケースがあります。
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MRSの調査専用会場「MRS The Room」はどこにありますか?
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東京都、JR山手線「大塚駅」南口および東京さくらトラム(都電荒川線)「大塚駅前駅」から徒歩2分の場所にあります。
(digmar編集部)